季節は11月、日本シリーズが59年ぶりの関西対決となり、盛り上がりを見せたプロ野球。
激戦を制して38年ぶりに阪神が優勝した。
日本シリーズが終わると、2023年も終わりが近いと感じてしまう。
コロナも終息が見え始め高尾山など関東の山々からも紅葉の便りが届き始めている中、旅行などの機会が増えている。
先日、旅行の際に某観光地駅のタクシー乗り場で待っていても、乗り場は空っぽでタクシーを捕まえるのに苦労した。
田舎なのでタクシー会社に電話しても手配は難しいと断られ、タクシーに乗るのに30分以上かかった。
運転手に話を聞いたら、運転手不足は深刻とのことだ。但し、電車が到着した際やホテルのチェックイン前など、一定の時間に集中するだけで終日足りないということではないらしい。
岸田総理は臨時国会でライドシェアの導入を検討すると表明した。
オーバーツーリズムやアプリの普及による利用者の増加など、タクシーの需要が高まり、移動手段の確保が急務なのは間違いない。
但し、利用者の集中する時間に足りないだけなのだが、常に足りないように思わせる偏向報道が目立つ。
ライドシェアを導入するという事は、2種免許のないドライバーが2年に1度の車検でダブルワークで眠い目をこすりながら等、想像するだけで怖い。
安全確保、防犯、事故時の対応など課題は山積である。
全体を見ることなく安易にライドシェアを導入するのは愚策であり、経済界や権力者の利権が見え隠れしてキナ臭い。
一度ライドシェアを導入すると価格競争や企業の体力勝負になり、大手資本のやりたい放題。結果、我々組合員の労働環境が崩壊する。
規制緩和ありきではなく、公共交通全体の拡充強化を念頭に置いて議論してほしいものだ。組合員としてはこのような情勢を踏まえライドシェアは断固反対の意思をもって、小さいことだが署名活動など出来ることをやって、団結していきたい。
(H.S)
「歓喜のウラガワで脅かされる安全」への1件の返信
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