2023春闘 要求書提出
『今年こそ退職金再構築』ー 重点項目絞り、集中交渉の意思伝える
日交労働組合は(日交労)は3月6日、若林泰治社長あてに2023春闘要求書を提出しました。回答指定日を3月30日とし、6つの項目について誠意ある回答を求めていきます。
先月末に開催された討論集会で策定した方針に基づき作成された今年の要求書では、過去2年の要求書で盛り込まれていたコロナ禍の稼働に協力した組合員への応報に代わり、退職金制度の再構築が加えられました。また、具体的要求項目(要求書に添付)を例年の20数項目から優先順位の高い4項目(下記)に大幅に絞り込み、集中的に交渉する意思を経営側に伝えました。
昨年11月に15年ぶりとなる運賃改定が実施され、コロナ禍で落ち込んだ業績の回復にさらなる弾みがつくのが確実な情勢であることに加え、大手企業を中心とする賃上げムードの高まりから今春闘にかける組合員の期待は例年以上に大きなものとなっています。
それだけに交渉団には一時金のような一過性のものではなく、組合員の将来に広く好影響をもたらす労働条件の改善を勝ち取ることが求められます。とりわけ退職金制度の再構築については「失われた10年」を取り戻すためにも、今春闘を機に経営側との協議再開を確約させたいところです。
<具体的要求項目>
・退職金がない組合員への退職金制度再構築
・日交埼玉の一時金歩率改善
・労供N型満了者に対する出番数増加(72歳まで7~8出番)
・物価上昇分を考慮した一時金増額
※要求書および春闘方針(要約)は以下よりご覧ください。
・2023春闘要求書
・2023春闘方針(要約)
春闘討論集会 3年ぶりのフル開催
2023春闘スタート 高まる期待胸に活発な討議
2月26・27の両日、ホテルサンバレー富士見(静岡県伊豆の国市)にて2023春闘討論集会が開かれ、八潮支部から5名が出席しました。新型コロナの影響により過去2年は都内で1日限りの縮小開催となっていた討論集会でしたが、3年ぶりに宿泊形式での開催となりました。
冒頭のあいさつに立った溝上泰央執行委員長は、今春闘にかける意気込みについて「『”感動”を与えられる春闘』を組合員の総力を結集して闘う」と、年始の旗開きでのあいさつでも使ったキーワードを用いて力強く語りました。
その後の基調提案で藤田健一書記長から会社の中間決算が予想を上回る好業績となったことが報告されると、集会の核となる分散会では今春闘への期待を寄せる参加者による活発な討議が繰り広げられました。翌日の全体討議では藤田書記長が納得できる結果を残すことへの強い意向を示して方針確立を宣言。最後に全員で春闘勝利に向けての団結を確認し、2日間の日程を終えました。
法対部だより(2023年2月報告)
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共済給付状況
1.本部総合共済(2月度)
・入院見舞金 5件
・退職祝金 1件
2.交通救済(3/10給付分)
<反則金補助>
・信号無視(点滅) 1件
・通行禁止違反 1件
<講習補助>
・長期講習 1件
<免許更新>
・ブルー5年 1件
・ブルー3年 2件
今後の予定
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支部人事(3月15日現在)
組合員264名 労供18名
新役員(会計監査)
黒崎 哲生
前任者の退職に伴う欠員補充として支部規約第12条第2項に基づき支部委員会で推薦し、2月度支部会にて承認されました。
新組合員(2/14上申者)
中尾 光伸
大塚 海里
退職者
脇田 靖夫(労供へ)
宇田川 泰功(労供へ)
遠藤 道雄(労供)
コラム『八潮の風』
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