2023春闘妥結
退職金再構築への闘いは続く
11日、日交労働組合(日交労)の2023春闘が妥結しました。都内タクシー部門では前年を大きく上回る条件での業績評価一時金支給をはじめ、労供N型70歳満了者の条件付き乗務数拡大、スマ配用端末の全車両設置、乗務員が使用可能なWi-Fiの営業所内設置が回答されました。最重要課題として取り組んだ退職金再構築については残念ながら今春闘での実現は叶いませんでしたが、日交労として引き続き再構築に向けた運動を進めていくことが確認されました。
・2023春闘回答書
12日の第7回中央委員会では、藤田健一書記長が「退職金再構築について絶対に白黒をつける所存で臨んだ結果が黒だったという印象だ」と無念さにじませながら交渉経過を報告するとともに、今後は交通費の全額支給や有給休暇の改善などと同様、時間をかけてでも退職金導入のメリットと重要性を会社に説明しながら条件獲得を目指す意向を語りました。
また、溝上泰央執行委員長は今春闘を総括し、「今回掲げた『感動(を与えられる春闘)』は『失望』に終わってしまったが、実現するまで今後も要求は続けていく。このほか配車アプリの問題等の山積する課題についても一つずつ克服しながら皆さんが働きやすい職場環境と労働条件の確保に努めていきたい」と述べ、運動継続への理解を求めました。
フットサル大会 2大会ぶりベスト4
交代要員不在の苦況乗り越え…
先月25日、川越フットサルリゾートで日交労フットサル大会が開催され、八潮チーム(チーム名:B.S.pilota)はベスト4入りを果たしました。
選手が集まらず出場辞退となった昨年の悪夢から1年、チーム構成に必要な最低人数の5名が揃い、選手たちは晴れて2年ぶりのピッチに立つことができました。交代要員不在という苦境の中、チームは予選リーグDブロックを3勝0敗の1位で通過し、勢いに乗って決勝トーナメントへ。しかし、準決勝で板橋Aチームに1対3で敗れると、続く3位決定戦で東洋交通Aチームに0対7と力尽き、惜しくも表彰台を逃しました。
大会終了後、小薗井修治キャプテンは「ギリギリの人数で苦しい大会だったが、ベスト4入りを果たしたことで次回大会のシード権を獲得できたことは大きな収穫だった。来年は若手の部員を増員し、余裕を持って大会に臨みたい」とコメントしました。
※当日の様子はこちらから
法対部だより(2023年3月報告)
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共済給付状況
1.本部総合共済(3月度)
・傷病見舞金 3件
・結婚祝金 2件
・入院見舞金 2件
・香典 1件
2.交通救済(4/10給付分)
<反則金補助>
・指定横断等禁止違反 1件
・速度超過(一般道25㎞未満)
1件
・通行禁止違反 1件
・信号無視(赤色等) 1件
<罰金補助>
・過失運転致傷 1件
<講習補助>
・短期講習 1件
<免許更新>
・ブルー3年 2件
・ゴールド 1件
今後の予定
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支部人事(4月15日現在)
組合員264名 労供19名
新組合員(3/16上申者)
森泉 洋平
髙橋 行裕
車田 幸弘
退職者
末永 知也
山﨑 幸雄
阿部 裕
城所 査司(労供)
コラム『八潮の風』
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