第28回定期大会 開催
第4期池端体制 後期へ
八潮支部は8月31日、東品川文化センターにて第28回定期大会を開催しました。
日交労本部より星元陽(ほし・げんよう)副委員長を来賓に迎えて、支部役員及び代議員ら24名が出席しました。
大会の冒頭、主催者挨拶に立った池端清浩支部長から、来年で定年を迎える為、第29期で最後との発表がありました。
また、他支部は建て替えが進んでいる中、当営業所は施設の老朽化が著しく、建て替えは必須である。女性乗務員のロッカーは近隣のマンションの一室を借りて対応している、営業所内の女子トイレも不便な状況で、何とか在任中に会社、本部とも連携をとり、より良い施設が出来るよう尽力したい。
組合員数及び売り上げは順調に伸びている反面、違背関連は増えている。違背は大きな事故に直結するので代議員の皆も周りの乗務員に注意するように声をかけて頂きたい。との言葉で締めくくりました。
また、今大会では2024年度の予算案、ならびに規約改正案(降り番職員など年俸制組合員の支部費負担軽減(詳しくは掲示板にてご確認ください)が満場一致で承認されました。
来賓の星副執行委員長からはライドシェア情勢について講話を頂きました。
(以下要約)
今年はライドシェア阻止に向けた大きな1年になっていて、昨年の年末に政府の規制改革会議で、移動の足が足りないのでライドシェア導入との話があった。
少し過去を振り返ってみると、2000年頃に規制緩和によってタクシーが一気に増えすぎて失敗し、それによりタクシー特措法を作成して特定地域が出来て車両台数の調整を行った。そんなタクシーが足りている中、コロナ渦でタクシーが溢れ、乗務員は辞めていった。
その後コロナは2類から5類になり、乗務員が減った中で人の移動が活発になったら、需要に対して供給が追い付かなくなった。但し、乗務員は順調に増えてきておりコロナ前の水準に戻りつつある。
一部の地域や時間帯にタクシーが足りないのは事実であるが、コロナ前からから雨の日や朝は足りていなかった。それをライドシェアに出資している財界人とそれに影響を受けている政治家が、この機に及んで導入に向けて躍起になっている。
幸いにも国土交通省の見解は、安心安全が担保出来ない為、新しいプラットフォーマーを入れるのには消極的で、今あるタクシー業界団体で実現させたい方向で動いている。しかし政府は4月から協議をはじめ6月にライドシェア新法を導入して、ウーバー等を新規参入させようとしていたが、4月からタクシー会社主体の 日本版ライドシェアを発足させたことで6月に新法策定は時期尚早となった。
そんな中で今秋には自民党総裁選挙と衆議院解散総選挙が考えられる中、与党は選挙に勝つために小泉進次郎議員を総裁にしようとしている。岸田総理は導入慎重派であったが、小泉氏と菅元総理、河野太郎の神奈川3人衆はライドシェア推進派なので、大きな脅威になりライドシェア導入に拍車がかかりそうだ。
皆、色々な思想や考え方はあるが、今回だけは出来るだけ、我々の支持政党である立憲民主党を推して欲しい。参議院タクシー事務局長の、もりやたかし氏(私鉄協出身)が我々ハイタク業界の理解者である。
日本交通は、アプリの普及、運賃改定、乗務員増加等から増収している。会社は日交労が長年交渉してきた「交通費の実費支給」に向けて調査をしていて、今迄には無い前向きな姿勢が見えているので秋闘では強調して要求していきたい。池端支部長は今期が最後になるので後任を育てて頂き、素晴らしい八潮支部を継続していってほしい。
<新協力部員> 関根 瑠奈
日本交通に入社して約4年が経ちました。この度、組合から協力部員に推薦をしていただき、微力ながら組合員の皆様の力になれればと思い、快くお引き受けいたしました。
まだまだわからない事も多いのでご迷惑をおかけする事もあるかもしれませんが、皆様の力になれるように頑張りますのでよろしくお願いいたします。
組合行事に参加のときなど、お気軽にお声がけください。
法対部だより(2024年8月報告)
こちらのページをご覧ください
共済給付状況
1.本部総合共済(9月度)
・傷病見舞金 2件
・香典 2件
・結婚 1件
2.交通救済(9/10給付分)
<反則金補助>
・信号無視 3件
・歩行者妨害 1件
・放置駐車 1件
<講習補助>
・中期30日 1件
<免許更新>
・ブルー3年 1件
輸送実績(8/16~9/15)
稼働率 | 98.4% | 走行距離 | 267㎞ |
台当営収 | 73,262円 | 実車距離 | 134㎞ |
実車率 | 50.4% | 1km当たり営収 | 274円 |
営業回数 | 25.3回 | 在籍台数 | 145台 |
今後の予定
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支部人事(9月25日現在)
組合員314名 労供18名
新組合員
飯塚 凌
尾崎 伊佐基譲
熊澤 直樹
千濱 整司
谷上 大悟
赤羽 稔之
松枝 功行
小林 慶太
高桑 左京
脱退者
高木 和人
堂園 隼人
吉岡 博文
コラム『八潮の風』
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