法対部だより（2022年1月報告）

歩行者護って免許も守る

　1月の第一原因事故発生件数は8件、交通違反発生件数は21件でした。ともに前月を上回り、交通違反は昨年1月以来の20件越えとなりました。

　第一原因事故の種類別で最も多かったのは接触（4件）でした。発進時や降車時（道路左端に寄せる際）をはじめ、後方確認不十分による巻き込み事故が後を絶ちません。
　この頃は夜間を中心に道路工事が多く行われており、車線変更の回数が増加しがちです。加えて自粛期間中に伴う人と交通量の減少により、漫然運転に陥りやすい状況となっています。言うまでもなく事故は貴重なハンドル時間と売上を失います。落とし穴はいつでも自身のすぐそばにあることを認識し、メリハリのある乗務で事故を防ぎましょう。

　一方、交通違反については先月に続き指定通行区分違反が多く（5件）、最多の信号無視（6件）に次ぐ件数となりました。また、横断歩行者等妨害等も3件ありました。
　歩行者妨害は先日の「春の交通安全標語」でもテーマの一つとして募集し、数多くの作品が寄せられました（全体の選考結果はこちらのページまたは掲示板にてご確認ください）。応募作品の中には選考にこそ漏れてしまったものの、歩行者保護を啓発する優れたものも多数ありました。来年以降も免許を守る意識を高めるきっかけづくりとして、多くの方にご応募いただければ幸いです。