法対部だより（2022年11月報告）

足もとに注意、新しい道路は早いうちに確認を！

　11月は第一原因事故が8件、交通違反が13件発生しました。
　
　第一原因事故では後退事故含む6件が狭路右左折時の単独事故でした。縁石、壁、ポール等の見落としによる接触が後を絶ちません。クリスマスを控え、街を彩る華やかな電飾に気を奪われがちな季節ですが、低い位置にある障害物の確認を丁寧に行い、単独事故ゼロを目指しましょう。
　
　交通違反では先月より減少したとはいえ、信号無視の多発傾向が続いています。交差点で左折専用レーン（または右折専用レーン）の先頭で停車した際は、隣車線の車両の動きに惑わされることなく、しっかりと矢印信号機の表示を確認してから発進するようにお願いします。

　話は変わりますが、ここ最近、新しい道路が続々と開通しています。今月3日、新宿の明治通りバイパスが開通したのに続き、18日にはいよいよ築地虎ノ門トンネルが開通します。トンネルやバイパスは所要時間の短縮に大きな効果を発揮する一方、ひとたび入口や出口を間違えると大きく迂回走行となるおそれや、間違いに気づいた際に慌てて事故につながるおそれがあります。そのようにならないためにもできるだけ早いうちにご自身の目で確かめておいてください。ナビはすぐに更新されませんから…。

　今年も残すところあと半月となりました。今年、事故や違反を起こしてしまった方はこの機会に振り返った上で、まっさらな気持ちで新年を迎えるようにしましょう。