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法対部

法対部だより(2022年12月報告)

安全意識向上に打ってつけ? 〜標語作成のすすめ〜

 12月は第一原因事故が8件、交通違反が10件発生しました。
 
 第一原因事故はうち4件が単独事故で、それぞれスライドドア、サイドミラー、リアバンパー、下回りを損傷させるものでした。繰り返しにはなりますが、狭路右左折時やマンションの車寄せではセンサーやデスパッチャーの誘導を鵜呑みにせず、しっかり安全確認を行い、単独事故ゼロを目指しましょう。

 単独事故以外では急ブレーキによって乗客が助手席に顔面を強打する車内事故も発生しました。防止策としてシートベルト着用の声かけは言うまでもありませんが、それ以前に急のつく動作とならないような運転(速度を控えめに、車間距離を取る)を心がけることが事故防止の一歩であることを理解していただきたいと思います。

 交通違反は6件が信号無視と依然として多発しています。交差点や信号によって信号の変わる順番やタイミングは異なります。漫然と3色の信号だけを見るのではなく、矢印信号のある所はしっかりと確認して、見落としによる違反を防ぎましょう。

 乗務中にヒヤリハットを体験するなど、安全確認が疎かになっていることに気づいたときは休憩のサインです。速やかに車を止めてリフレッシュを行い、漫然運転防止に努めましょう。

 なお、上述した車内事故防止のためのシートベルト着用、そして今述べた過労運転(の防止)については現在募集中の交通安全標語のテーマにもなっています。自身の安全意識向上にも有効な標語作成、ぜひこの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。

※標語の募集についてはこちらから

第一原因事故発生状況

単独3件
接触2件
誘因1件
車内1件
単独後退1件

交通違反発生状況

信号無視6件
指定通行区分違反2件
通行禁止違反1件
横断歩行者等妨害等1件