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法対部だより(2023年3月報告)

新学期は子どもの動きに注意!

「かもしれない運転」を励行すれば、このようなヒヤリハットも防げます

 3月は、第一原因事故が13件、交通違反が10件発生しました。
 
 第一原因事故では、車両の見落としや脇見(ドライバーズ端末画面注視)による一時不停止を原因とする人身事故が3件発生しました。それ以外では周囲の確認不足や目測を誤った故の接触事故が多く発生しています。計画的な休憩で目と身体を休め、運転時に集中力が切れないように努めましょう。

 一方、交通違反は通行禁止違反を筆頭(3件)に、信号無視、指定通行区分違反、速度超過(各2件)が続きました。このうち速度超過の取り締まりはいずれも深夜帯に受けたものでした。速度超過は違反点数や反則金の高さにも表れているように、自ら重大事故を引き寄せる危険な違反行為です。場合によっては人命を奪ったり、自身や家族の人生を狂わせたりするおそれがあることを再認識していただきいと思います。

 さて、年度が変わり、学校でも新学期が始まりました。そうなると注意しなければならないのはやはり子どもたちの動きです。子どもの視野は大人の3分の2程度と言われており、それゆえに車や信号に気づかず飛び出してくることが少なくありません。それは7歳の子どもの死傷者が多いという警察のデータでも裏付けられています。狭路や住宅街を通過する際は常に「子供や自転車が飛び出してくるかもしれない」という備えの心を忘れず、速度を落として運転するようにしましょう。

第一原因事故発生状況

接触6件
単独        3件
誘因1件
追突1件
単独後退1件
逆突1件

交通違反発生状況

通行禁止違反3件
指定通行区分違反2件
速度超過2件
信号無視2件
横断歩行者等妨害等1件