「ひし形の先にあるもの」とは…?
4月は第一原因事故が9件、交通違反が12件発生しました。
第一原因事故では人身事故が2件あり、1件は対向のバイクとの右直事故、もう1件はトランクにお客様の荷物を入れ、バックドアを閉める際に、そのドアをお客様の頭にぶつけてしまうというものでした。二輪車との事故防止は会社が掲げる今月の目標にもなっていますが、慌てずバイクをやり過ごすが事故防止の鉄則です。また、ドアやハッチバックを開閉する際はお客様に一声をかけてから動作を行うことで、この手の事故は防げるはずです。
その他はいずれも静止物との単独事故や停止車両との接触によるものでした。狭路を曲がる際にはポールや縁石、すれ違いや車両を道路の端に寄せる際には対向車との間隔を意識し、不安な時は車外での目視確認を確実に行うようにしましょう。
一方、交通違反は信号無視が7件と先月より大幅に増えました。矢印信号のある交差点では信号機の形状と進行方向の矢印信号に意識を集中し、見落としによる違反を防ぎましょう。
今月11日より20日まで春の全国交通安全運動が展開されています。横断歩行者事故等の防止と安全運転意識の向上が重点項目となっており、歩行者妨害の取締りが普段以上に強化されているようです。ひし型の道路標示はこの先に横断歩道あることを示しています。この機会に「見かけたら横断者に備えて速度を落とす」ことを習慣化し、交通安全運動期間終了後もぜひ継続していただきたいと思います。
第一原因事故発生状況
接触 | 4件 |
単独 | 3件 |
単独後退 | 1件 |
その他 | 1件 |
交通違反発生状況
信号無視 | 7件 |
通行禁止違反 | 2件 |
進路変更禁止違反 | 1件 |
指定横断等禁止違反 | 1件 |
駐停車違反 | 1件 |