雨の日は危険がいっぱい!
5月は第一原因事故が6件、交通違反が17件発生しました。第一原因事故では狭路での単独事故が4件(単独後退事故1件含む)のほか、2件の接触事故があり、後者はいずれも人身事故となっています。実車・空車に関わらず死角に気を配り、しっかり安全確認をした上で動作をするようにしましょう。
一方、交通違反の種類別では信号無視と通行禁止違反がともに7件ずつで最多でした。また、17件のうち6件が今期(昨年8月以降)2回目以上となる違反でした。これらの人は特に免許停止の処分基準に至る前に点数の累積リセット、すなわち違反後1年間の無事故・無違反を念頭に置いて乗務することが重要です。
さて、今年もほぼ平年通りの梅雨入り発表となりました。雨の日は視界の悪化に始まり、雨音による車内外の音の遮断、さらには路面状況の悪化など、事故の可能性が一気に高まります。安全運転の基本である控えめな速度と車間距離の確保を普段以上に意識するとともに、歩行者や自転車に対しても可能な限り近づかないようにしましょう。視界の確保についてはあらかじめガラスの油膜取りや撥水コートなどの対策をしておくと安心です。
また、今月初めに発生したような大雨の際は運行そのものを自重する判断も大切です。いくら稼げるからといっても、事故を起こしては元も子もありません。私たちの仕事はお客様の命を預かる仕事です。「安全に勝るものはなし」と心に留め、日々の安全運行に努めていただきたいと思います。
第一原因事故発生状況
単独 | 3件 |
接触 | 2件 |
単独後退 | 1件 |
交通違反発生状況
信号無視 | 7件 |
通行禁止違反 | 7件 |
横断歩行者等妨害等 | 2件 |
通行帯違反 | 1件 |