ドライブチャート導入の効果はいかに…?
7月は第一原因事故が11件、交通違反が13件発生しました。
第一原因事故では人身事故が4件あり、その中には車椅子のお客様が降車の際、固定されていないスロープでバランスを崩し落下する事例がありました。車椅子の方は自身で体勢を整えることが困難で、乗降に不安を抱えている方が多くいらっしゃいます。そのような方に安心して使っていただけるよう、そして経験不足を言い訳にしないためにも、定期的な練習はもとより器具の不具合がないかを確認しておくことが必要です。
一方、交通違反はまた2けたに戻ってしまいました。信号無視は6月に続き少数にとどまりましたが、通行禁止違反(右折禁止)や指定横断等禁止違反(転回禁止)での取締りが増えています。標識や道路表示の見落としが重大事故につながる恐れもありますので、十分に注意してください。
事故を未然に防ぐといえば、6月から7月にかけて全車両にドライブチャートが搭載されました。導入の効果については今後の結果が待たれるところですが、各自が毎乗務後の映像確認を行い、自身の運転の癖を客観的に認識することがその第一歩と言えそうです。まずは現在の目標に設定されている一時不停止ゼロ(評価100点)に加え、脇見運転ゼロを目指しましょう。
第一原因事故発生状況
接触 | 4件 |
単独後退 | 2件 |
単独 | 2件 |
追突 | 2件 |
その他 | 1件 |
交通違反発生状況
通行禁止違反 | 7件 |
信号無視 | 2件 |
指定横断等禁止違反 | 2件 |
踏切不停止等 | 1件 |
横断歩行者等妨害等 | 1件 |