法対部だより（2024年2月報告）

２輪車には近づかず、距離を多く取ろう！

　

　第一原因事故が6件、交通違反は13件発生しました。

　事故6件中4件は単独物損事故、自転車の飛び出しによる人身事故が1件発生しました。この事故は映像を観てもこちら側の過失は著しく低く思えますが、道交法上は残念ながらこちらの過失が大きくなります。最近はLUUP、シェアサイクル、モペット等、街中を移動する選択肢が増えています。但し利用者の大半は取り締まりが緩いことを良いことに交通ルールを守りません。方法としては極力近づかず、多めに距離を取る事が最善かと思います。　

　運転を生業としている以上、残念ながら防げないような事故と遭遇する可能性はゼロには出来ません。ヒヤリハット300回中30回が事故に、うち1回は重大事故に繋がると言われています。この300の回数を如何に少なくするかにかかっています。また常日頃から免許の点数は満点の状態を保ち、防げない事故に遭遇した時の為に備えましょう。

　違反の数も営業所の規模を考えると、他の営業所と比較しても異常に多いです。禁止場所右折で４件捕まっています。そもそも考え方として道交法は事故を防ぐ前提で作られています。「お客様に無茶を言われた」「警官が隠れていた」等の愚痴をたまに聞きますが、まずはその場所で禁止な危険行為をした結果、事故をしなくて良かったと反省するぐらいではないといけないと思います。

　事故・違反共に、疲労が溜まった時や平常心を失った時に起こしやすいので、基本ですが適度に休憩を取りましょう。連続運転は自身の健康も考え、4時間に1回は車外に出て軽くストレッチをするなどリフレッシュをお勧めします。