法対部だより（2024年7月報告）

「冷静でいられる為には」

今月は第一原因事故が10件（内人身3件）交通違反は15件でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　自転車絡みの事故が3件発生しています。２輪車は道交法を守らず予測不能な動きをすることが多い為、極力距離を多めにとる事を心掛けてください。またシートベルト未着用による車内人身事故も起きています。お客様の安全及び自身の免許証を守るために、シートベルトの声掛けを再度徹底して下さい。

　交通違反は15件と異常値です。放置駐車2件と速度超過（一般道26キロ超）も含まれています。放置駐車は「高齢運転者等専用」の所に停めて取り締まりを受けています。道路上の白枠内でも停めるには時間等様々な制約がある場合があるので、良く標識等を確認して下さい。一般道速度超過は夜間の23時頃に発生しています。この時間に乗るお客様が急いでいるケースは考えにくく、早くこの仕事を終えたい、又は次の仕事をする為に速く移動したい等、乗務員の自己都合によるものが考えられます。

　冷静に考えれば、何で解っているのに出来ないのかと思いますが、心身ともに疲れていたり、仕事中に冷静でいられない状況が多々あります。そこで基本に立ち返り適度な休憩や明け番の過ごし方をもう一度考えてみては如何でしょうか。連続運転を切る、車外で軽くストレッチをする、明け番はゆっくり休む、良質な睡眠を確保する等出来ることを少しずつ実践してみましょう。ほんの少しの状況判断の遅れが事故や違反に繋がる仕事という事を再認識して頂き、また免許証を保てなければ仕事をすることが出来ない事も理解して下さい。