法対部だより（2025年6月報告）

「死角に小さな影」

　今月は、第一原因による事故が13件（うち人身事故3件）も発生しています。
　そのうち、接触事故が9件と大半を占め、単独事故が3件、単独後退が1件という結果でした。これらの事故の多くは、周囲の安全確認が不十分だったことが要因と考えられます。

　また、自転車やバイク、シェアモビリティ（LUUP等）との接触事故が多発しています。これらの小型車両は静かで動きも不規則なため、特に見落としや死角からの飛び出しに注意が必要なのと、交通法規やマナー意識の低いことから４輪車両と比べて、完全に予想外の動きをするので、かなりの注意が必要です。

　言葉が強いかもしれませんが「道路上の無法者」と認識するぐらいで相対する必要があると思われます。

　また、連日の酷暑から集中力が切れやすくなるので、適度な休憩と併せて、目視、指差し確認をするなど「小さな油断」を減らす努力をいたしましょう。（U.R）